つれづれなるまま日記

Archive for the ‘Game’ Category

  • In: Game
  • ゲームレビュー「遠隔捜査-真実への23日間-」 はコメントを受け付けていません
  • 概要

身に覚えのない殺人罪で逮捕されてしまった主人公斉藤光志。しかも出てくるのは不利な証拠ばかり。そこにあらわれる元恋人で弁護士の新城法子。裁判になってからでは勝ち目はない。檻の中から指示を出して証拠・証言を集めて、拘留期間中に冤罪を証明しよう。というゲーム。

  • 難易度

総合難易度:易~中

探偵パート:易~中

計画的にいかないとすぐに尋問パートでの心証ゲージがゼロになるか拘留期間が終了してしまう。「尋問パートで突きつけられる疑惑」と「その後の接見での主人公の独白」を組み合わせればどこに行けば何が得られるかはわかるはず。このゲームでは疑惑が一気には解明できないので、ちょっとずつでも証拠を突きつけられるようにバランスよく訪問するのがよい。あと定休日にはくれぐれも注意。

尋問パート:易

基本的には一日の終了時の情報整理で「これは解けた」と言ってくれるので、迷ったらそれを見てから突きつければOK。さっきも述べたように心証ゲージがゼロにならないようにうまく探偵パートを組むことと、迷ったら「黙秘」することを守れば問題なし。

  • 雑感

このゲームは良作。複雑に絡み合う人間関係や謎が解明できたときのスッキリ感はミステリならではの醍醐味。しかも適度にゲーム性を持たせてあるのも◎。

似たゲームとしては逆転裁判シリーズが挙げられる。あれは謎が一気に解けていく快感があるが、これはじわじわと解けていくのである意味じれったい。一日ごとに尋問があるが、結局証言の裏がとれず今日も黙秘か…なんてことも多々ある。また、逆転裁判は一本道だが、このゲームは自由度が高い。マルチエンディングだし探偵パートでは欲しい情報が得られないまま終わっちゃったなんてこともある。ただ、それは逆転裁判と比べて劣るとかいうものではなく、楽しみ方が違うといったところだろうか。

マルチエンディングではあるが、複数回プレイに対する配慮がなかったのは残念。シナリオの特性上仕方ないことだが、一度トリックを見破ってしまうと二度目以降は作業プレイになってしまう。マルチシナリオにしろとは言わないけど、適度にプレイした部分は飛ばせるような仕組みが欲しかったなと思う。いまの仕組みだと最後に「Happy Ending no.2」と出て、じゃあ次は「Happy Ending no.1」を見るために再プレイしようと思う人は居ないのでは?

とりあえず、興味を持ったら体験版をプレイしてみることをオススメする。PVだとこの楽しさは絶対伝わらない。フルボイスだし、演出もきれいだし、登場人物もかわいい。そして、じっくり腰を据えてプレイしたいと思ったら製品版を購入するのがいいだろう。

  • リンク

遠隔捜査™ -真実への23日間- 公式サイト

ファミ通.com – スペシャル企画「遠隔操作™―真実への23日間―」

gpara.com – 冤罪証明!『遠隔捜査―真実への23日間―』現場検証までの4日間を解説



  • なし
  • No comments yet

カテゴリー